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お知らせ
目次
当院では、皮膚腫瘍に対して手術または炭酸ガスレーザーによる治療を行なっています。手術に要する時間は平均30分程度で、局所麻酔下にて行います。
● 当院の手術に対する理念
施術前にきちんと診断ができる医療機関を受診していただくことをお勧めします
首のほくろの治療をご希望で受診された患者様です。診察の結果、ほくろではなく、皮膚がんであることが判明しました。一見ほくろに見えても実は皮膚がんということもあるので、「ほくろの治療」をご希望の場合はきちんと診断ができる医療機関を受診されることをおすすめします。
当院では、ほくろの診察については ① ダーモスコピーという器具による肉眼的診察 ② 皮膚がんが疑わしい場合は、必要に応じて皮膚生検という流れで行っています。
● くり抜き法(へそ抜き法)
粉瘤の手術で選択されることがある手術法です。ディスポーザブルパンチと呼ばれる円筒型のメスで粉瘤に小さい穴を空け、そこから粉瘤の内容物を排出した後に粉瘤の嚢自体を剥離して摘出する方法です。
施術前
臍抜き法(くり抜き法)
施術後
[ 術直後 ]
[ 10日後 ]
(症例写真:当院で施術された患者様)
● 当院でこの治療を行なった場合
※施術結果は個人差があります。
顔・くり抜き法
[ 1W後 ]
[ 3W後 ]
● 紡錘形切除
腫瘍に対して、縫合しやすいように皮膚のマージン(余り)をとって菱形~レモン形に切除ラインをデザインして、切除・摘出する方法です。皮膚外科の方法として、最もポピュラーなものといえます。
左肩・紡錘形切除
顔・紡錘形切除
[オペ切除腰部(前)]腰部 紡錘形切除
[オペ切除腰部(後)]1週間後
● 皮弁
腫瘍の位置や部位によっては、通常の紡錘形切除では縫合が難しかったり、引きつれなどにより、整容面での仕上がりが良くなかったりするケースがあります。こうした場合に、腫瘍周囲の皮膚の一部を血流を保ったまま、ずらすように移動させて皮膚の欠損部を再建する方法です(有茎皮弁といいます)。
● ホクロ取りレーザー(炭酸ガスレーザー) ※自由診療
当院の炭酸ガスレーザーは、皮膚科・形成外科領域に特化した設計です。 術後の傷口もよりきれいに仕上がることが期待できます。
一般的な炭酸ガスレーザーは皮膚科・形成外科領域のみならず、他分野にも汎用性を持たせるために どうしてもベースの出力が皮膚科・形成外科領域に用いるという点では強くなりがちです。
当院の炭酸ガスレーザーは、歯科領域に応用されている技術に基づき、そもそも皮膚科・形成外科領域に特化した設計となっております。
従って、従来の炭酸ガスレーザーに比べて皮膚への侵襲性を低くし、繊細な照射が可能となっていますので、術後の傷口も(個人差はありますが)よりきれいに仕上がることを期待できます。
※ 保険適応ご希望の方は手術での切除も選択いただけます。
レーザー当日
当日から2週間後
当日から3週間
● ホクロ取りレーザー(ピコレーザー) ※自由診療
ダウンタイムや傷跡のことがご心配な方に
メラニン色素に選択的に吸収させる波長のレーザー光(ピコレーザー)で脂漏性角化症やほくろを除去することも可能なことがあり、炭酸ガスレーザーによるダウンタイムや傷跡のことがご心配な方に適しています。
具体的な進め方としては、ピコレーザーを定期的に照射していくことで、病変を徐々に縮小・消退させていきます