角質による
毛穴の閉塞
皮脂分泌の
冗進
にきび菌の増殖
→炎症
基本的に保険診療を中心としています。
(保険診療のみご希望の患者様に無理に保険外の治療法をご紹介することはありません)
抗生物質の内服については、原則的におすすめしません。(使用する場合は、「必要な症状・状況」で「必要十分な期間」のみの使用に限定します)
保険外の治療法については、あくまでも患者様のご希望があり、医師が必要と判断した場合のみ紹介・導入します。
保険・保険外といった治療法の如何に関わらず、にきびのコントロールには「生活リズム」・「食生活」といった要素のコントロールも大変重要です。
(1)にきびの原因のひとつである「皮脂分泌の亢進」は「寝不足・疲労・ストレス」と関係しているといわれています。
(2)医学的には特定の栄養がにきび自体の症状の改善に直接関連していることを確立したエビデンスはまだありませんが、分子整合栄養学の観点からは、にきびを含め「肌質の改善」には、各種ビタミン・ミネラルの摂取が必要であることは、ほぼ定説となっています。
腸内環境が不安定だと、にきびを繰り返したり、治りが悪くなることが多いです。便秘の解消は、にきびのコントロールには大変重要です。
「にきび跡」に対しては、保険診療の範疇でのコントロールは、ほぼ不可能なため、原則的に保険外治療となります。
当院では赤いにきびを治すことはもちろんですが、赤いにきびを作らないという治療スタンスを患者様にご説明しております。
にきびは赤いにきびになってから治すとにきび跡になってしまうリスクがあります。
したがってにきび跡のことを考えた場合、常日頃から「赤いにきびをなるべく作らないようにする」という姿勢が大切です。
ニキビ治療は続けることが大切です。まずは3ヵ月を目標にお薬を塗り続けましょう。
治療をやめてしまうと、ニキビがくり返しできてしまうことがあります。
根気強く治療を続けることで、ニキビができにくい肌を目指すことができます。
微小面ぽうやにきびの初期である面ぽうの段階でケアをしていただくことをおすすめします。炎症が強くなると、にきび跡ができる原因になってしまうことがあります。
初期のうちに治療することで、赤いにきびを減らし、炎症の強いにきびへの進行を防ぐことができます。
特に10代〜20代は皮脂が多く出る年代です。早い時期ににきびケアを継続的かつ習慣化していただくことで、将来的ににきび跡などを防ぐことにつながります。