にきび治療は一言で言えば、「大変奥が深いもの」です。それは、にきびの発症要因は一つではないため、複数の要因を同時にコントロールすることが求められるからです。
*患者様のご希望があれば、こうした分野についてもご説明致します。
保険診療における主な治療法は以下の通りです。
① 外用療法 | ② 内服療法 |
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アバタレン にきびの予備軍である面皰(めんぽう)の形成を抑制します。 過酸化ベンゾイル 面皰形成を抑制し、炎症を起こしているにきびを改善させます。強い抗菌効果を持ち、耐性菌を作りにくいことが特長です。 抗菌薬 伝統的な薬剤です。抗菌効果を発揮しますが、長期の使用で耐性菌を生じる可能性もあります。 |
漢方薬 医学的なエビデンスは必ずしも確立されていませんが、炎症の改善や皮脂の分泌抑制、便秘の改善に効果的といわれている漢方薬のご用意があります。 ビタミン剤 ビタミンB、Cを中心としてご用意があります。 |
① 外用療法 |
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アバタレン にきびの予備軍である面皰(めんぽう)の形成を抑制します。 過酸化ベンゾイル 面皰形成を抑制し、炎症を起こしているにきびを改善させます。強い抗菌効果を持ち、耐性菌を作りにくいことが特長です。 抗菌薬 伝統的な薬剤です。抗菌効果を発揮しますが、長期の使用で耐性菌を生じる可能性もあります。 |
② 内服療法 |
漢方薬 医学的なエビデンスは必ずしも確立されていませんが、炎症の改善や皮脂の分泌抑制、便秘の改善に効果的といわれている漢方薬のご用意があります。 ビタミン剤 ビタミンB、Cを中心としてご用意があります。 |
抗生剤の内服について
*抗生剤の内服は、特に長期に繰り返し内服することで、耐性菌の発生や腸内環境の悪化によって、かえってにきびの増悪を招くリスクがあるため、当院では原則的に処方の第一選択とはしておらず、あくまでも症状に応じて短期間の処方としております。
にきびの主な成因に合わせて、施術を選択することが可能です。
① ケミカルピーリング |
最もベーシックな施術のひとつです。 薬剤で古い角質を除去して毛穴のつまりを改善。ターンオーバーを促します。皮膚の新陳代謝を促すことで、にきび改善の一助となります。イオン導入・エレクトロポレーションを併用するとより効果的です。 |
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① ケミカルピーリング
① ハイドラフェイシャル |
成因2に唯一ダイレクトに働きかけることができる施術です。10代の方や多忙な方にお勧めです。 水流で毛穴の奥まで皮脂・汚れを洗い出します。米国FDAの認可を受けた施術です。当院では唯一、皮脂分泌に直接働きかけられる施術です。洗顔では落としきれない皮脂を落とし、にきびを改善させます。軽いピーリング効果もあり、肌質改善にも繋がります。 |
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① ハイドラフェイシャル
① クリアタッチ
② エレクトロポレーション
③ ピコフォーカス
④ スーパーフォトフェイシャル Y
⑤ YAGフェイシャル
薬剤や施術だけでなく、栄養面から「にきびの改善」を考えることも重要なアプローチと思われます。にきびのコントロールに新しい側面から選択肢を増やしたい方にはお勧めです。当院で扱っているドクターズサプリメントは、高い栄養素活性・優れた吸収効率を目指して開発されたものです。また、品質の安全性の観点から中国産の原料は用いていません。
① 肌クリニック大宮オリジナルサプリメント
② ビタミックス
③ アルベックス
にきびのコントロールには、腸内環境の安定が必要です。しかしながら、食べ物などで乳酸菌を外から取り入れても腸内で生着することは難しいと言われています。アルベックスは外から乳酸菌を摂るのではなく、自身の乳酸菌を育てることができるサプリメントです。
④ 高濃度ビタミンC点滴・アクネ点滴
にきび跡修復のポイントは、大量のコラーゲン産生により、皮膚のターンオーバーを促すことだといわれています。にきび跡を修正は、治療効果に個人差も大きく、時に難治なこともあります。
① 1540フラクショナル
レーザーで皮膚深層部にまで熱を送りドット状に皮膚に熱ダメージを与えます。それにより繊維細胞のコラーゲン生産を促進します。皮膚のターンオーバーを強力に促すことで陳旧性にきび・にきび跡を改善していきます。
② PDRN
① ピコフォーカス
世界最新型のレーザーです。ピコ秒レーザーによる光を特殊なレンズで五月雨式に照射することで、皮膚の深層に大量の熱を送り、コラーゲン産生を促します。1540フラクショナルと比べてダウンタイムが軽くすみます。
② PDRN
にきび跡に効果的な薬剤(細胞活性化因子)を専用の注入器もしくはダーマペンを用いて浸透させます。 PDRNは「ポリデオキシヌクレオチド」という成分で構成されています。自己の細胞の成長因子を活性化し、細胞・組織の修復、血管の新生、血流の改善を促進することで、肌を美しく若返らせます。(50代くらいまでの方に効果的です。
③ ミックスピーリング
薬剤で古い角質を除去し、毛穴のつまりを改善。ターンオーバーを促します。毛穴のつまりを取り去り、皮膚の新陳代謝を促すことで、にきび跡の改善の一助となります。グリコール酸・乳酸・サリチル酸というそれぞれの効力の異なるピーリング剤がバランスよく配合されています。 イオン導入を併用するとより効果的です。
④ エレクトロポレーション (P)
当院では、背中のにきび跡のご相談も多く寄せられます。にきび跡への対処としては、3での「顔」への方法と原則的に同じですが、①背中のにきび跡は、凹凸ではなく、主に色素性変化であること ②背中は顔に比べて角質が厚いため、しっかりと深層部に届くレーザー照射が必要となること等を鑑み、当院ではピコフォーカスを軸として治療を行っています。
① ピコフォーカス
世界最新型のレーザーです。ピコ秒レーザーによる光を特殊なレンズで五月雨式に照射することで、皮膚の深層に大量の熱を送り、コラーゲン産生を促します。1540フラクショナルと比べてダウンタイムが軽くすみます。
② PDRN(注射)
にきび跡に効果的な薬剤(細胞活性化因子)を専用の注入器もしくはダーマペンを用いて浸透させます。PDRNは「ポリデオキシヌクレオチド」という成分で構成されています。自己の細胞の成長因子を活性化し、細胞・組織の修復、血管の新生、血流の改善を促進することで、肌を美しく若返らせます。 (50代くらいまでの方に効果的です。)
③ ミックスピーリング