皮膚外科

当院では、皮膚腫瘍に対して手術または炭酸ガスレーザーによる治療を行なっています。手術に要する時間は平均30分程度で、局所麻酔下にて行います。
● 当院の手術に対する理念
- ① 傷跡を極力きれいに仕上げることを心がけています
- ② 肉眼および病理によるきちんとした診断を第一として、患者様にもご説明致します
- ③ 技量を過信することなく、大学病院形成外科への紹介など、患者様の症状・状態に応じて最善と思われる選択肢を提案致します
院長より
施術前にきちんと診断ができる医療機関を受診していただくことをお勧めします
首のほくろの治療をご希望で受診された患者様です。診察の結果、ほくろではなく、皮膚がんであることが判明しました。一見ほくろに見えても実は皮膚がんということもあるので、「ほくろの治療」をご希望の場合はきちんと診断ができる医療機関を受診されることをおすすめします。
当院では、ほくろの診察については
① ダーモスコピーという器具による肉眼的診察
② 皮膚がんが疑わしい場合は、必要に応じて皮膚生検という流れで行っています。
粉瘤・皮膚腫瘍
● くり抜き法(へそ抜き法)
粉瘤の手術で選択されることがある手術法です。ディスポーザブルパンチと呼ばれる円筒型のメスで粉瘤に小さい穴を空け、そこから粉瘤の内容物を排出した後に粉瘤の嚢自体を剥離して摘出する方法です。

| メリット: | 粉瘤のサイズに対して、傷跡が小さくすむ 手術時間が比較的短い |
|---|---|
| デメリット: | 粉瘤の取り残しがあり得る 止血が不十分となり術後出血が起こる可能性がある |
- くり抜き法は、粉瘤の生じている部位や粉瘤のサイズによって適否が決まります
傷跡が小さくなるというメリットのみに着目しすぎるあまり、どのような症例にでも適用すべきものでは必ずしもありません - 当院では術前にくり抜き法が最善の方法かについて、粉瘤の部位やサイズ、患者様のライフスタイルなどを総合的に勘案して検討致します
- くり抜き法が、際立って独創的・斬新的手法であるかのように喧伝されているケースもありますが、皮膚外科の分野では伝統的な手法であり、皮膚外科の技術を訓練した医師にとっては、手法自体はごく一般的なものといえます。
- サイズ、形状で適応があるか医師の判断になります。
- くり抜き法に関しては当院院長にご相談頂くようになりますので、ご希望のある方はご予約の際に院長指定で予約をお取り下さいませ。
施術前

臍抜き法(くり抜き法)
施術後

[ 術直後 ]

[ 10日後 ]
(症例写真:当院で施術された患者様)
● 当院でこの治療を行なった場合
- 治療内容
- 臍抜き法(くり抜き法)
- 治療期間・回数
- 1回
- 費用
- 保険診療
〇別途、診察料1,500円
※施術結果は個人差があります。
施術前

顔・くり抜き法
施術後

[ 1W後 ]

[ 3W後 ]
(症例写真:当院で施術された患者様)
● 当院でこの治療を行なった場合
- 治療内容
- 臍抜き法(くり抜き法)
- 治療期間・回数
- 1回
- 費用
- 保険診療
〇別途、診察料1,500円
※施術結果は個人差があります。
● 紡錘形切除
腫瘍に対して、縫合しやすいように皮膚のマージン(余り)をとって菱形~レモン形に切除ラインをデザインして、切除・摘出する方法です。皮膚外科の方法として、最もポピュラーなものといえます。

| メリット: | 基本的に腫瘍を取り残しなくしっかりと摘出できる 術後の創部管理が比較的短期間かつ容易である |
|---|---|
| デメリット: | マージンがある分、腫瘍のサイズに対して創部の長さが大きくなってしまう |
- 紡錘形切除は、腫瘍に対して創部の長さが大きくなってしまう点はありますが、きれいに縫合すれば、傷口は時間経過とともにかなり目立たなくなってくることが多いです
- 粉瘤でもサイズが大きいものについては、傷跡の大きさのことばかりに着目して、無理にくり抜き法を選択するよりも、術後経過がよいことが多いです
- ほくろなど、炭酸ガスレーザーが適応となる皮膚腫瘍については、保険外であることを許容頂けるのであれば、腫瘍の位置によっては炭酸ガスレーザーの方が経過がより良いことも多いです
施術前

左肩・紡錘形切除
施術後

[ 1W後 ]
(症例写真:当院で施術された患者様)
● 当院でこの治療を行なった場合
- 治療内容
- 紡錘形切除
- 治療期間・回数
- 1回
- 費用
- 保険診療
〇別途、診察料1,500円
※施術結果は個人差があります。
施術前

顔・紡錘形切除
施術後

[ 1W後 ]
(症例写真:当院で施術された患者様)
● 当院でこの治療を行なった場合
- 治療内容
- 臍抜き法(くり抜き法)
- 治療期間・回数
- 1回
- 費用
- 保険診療
〇別途、診察料1,500円
※施術結果は個人差があります。
施術前

[オペ切除腰部(前)]
腰部 紡錘形切除
施術後

[オペ切除腰部(後)]
1週間後
(症例写真:当院で施術された患者様)
● 当院でこの治療を行なった場合
- 治療内容
- 臍抜き法(くり抜き法)
- 治療期間・回数
- 1回
- 費用
- 保険診療
〇別途、診察料1,500円
※施術結果は個人差があります。
● 皮弁
腫瘍の位置や部位によっては、通常の紡錘形切除では縫合が難しかったり、引きつれなどにより、整容面での仕上がりが良くなかったりするケースがあります。こうした場合に、腫瘍周囲の皮膚の一部を血流を保ったまま、ずらすように移動させて皮膚の欠損部を再建する方法です(有茎皮弁といいます)。


| メリット: | 皮膚のマージンに余裕がない位置でも、無理なく自然な仕上がりにすることが可能 |
|---|---|
| デメリット: | 手術時間が長くなること |
よくある質問
- 保険適用になりますか?
- 診断、検査、手術、病理検査すべて保険が効きます。
- 手術後はすぐに帰れますか?
- 手術後はすぐにお帰りいただけます。通勤・通学も可能です。(激しい運動は1週間程度控えてください)
- 手術後の日常生活はどうなりますか?
- 手術当日はガーゼ固定を取らずにお過ごしください。入浴、シャワーは原則的に控えて下さい。 翌日からシャワー浴ができますが、医師の指示があるまでは湯船には入らないでください。 術後48時間は飲酒・運動は控えてください。激しい運動は1週間は控えてください。 お尻の粉瘤を手術された方は、デスクワークをされる際は、30分に一度、10秒ほどお尻を浮かせていただきます。
- 傷跡は残りますか?
- 手術後、内出血になる場合がありますが、1週間~14日ほどで自然と消えますのでご安心ください。 また、多少傷が残りますが、赤みや黒ずみは半年程度で自然となじんできます。
体質によってはケロイドが出来、傷が盛り上がってきてしまうことがあります。 - 術後、通院する必要はありますか?
- 原則的に可能であれば、翌日創部をチェックするために受診して頂きます。その後は通常の手術であれば、一週間後の抜糸まで通院の必要はありません。
- 再発することはありますか?
- きちんと取りきれば再発することはありませんが、可能性はあります。
ほくろ
当院の炭酸ガスレーザーは、皮膚科・形成外科領域に特化した設計です。
術後の傷口もよりきれいに仕上がることが期待できます。
一般的な炭酸ガスレーザーは皮膚科・形成外科領域のみならず、他分野にも汎用性を持たせるために どうしてもベースの出力が皮膚科・形成外科領域に用いるという点では強くなりがちです。
当院の炭酸ガスレーザーは、歯科領域に応用されている技術に基づき、そもそも皮膚科・形成外科領域に特化した設計となっております。
従って、従来の炭酸ガスレーザーに比べて皮膚への侵襲性を低くし、繊細な照射が可能となっていますので、術後の傷口も(個人差はありますが)よりきれいに仕上がることを期待できます。
※ 保険適応ご希望の方は手術での切除も選択いただけます。
施術前

レーザー当日
施術後

当日から2週間後

当日から3週間
(症例写真:当院で施術された患者様)
● 当院でこの治療を行なった場合
- 治療内容
- ほくろ除去
- 治療期間・回数
- 1回
- 費用(自由診療)
- 大きさ5mm:29,370円(税込)+デュオアクティブ700円(税込)
合計:30,070円(税込)
別途 初診料3,220円 再診料1,060円 - 副作用・リスク
- 傷跡、炎症後色素沈着、ケロイド
⇒注意事項に関してはこちらもご確認ください。 - アフターケア
- 約2週間創傷被覆材(デュオアクティブ)貼付
※施術結果は個人差があります。
ダウンタイムや傷跡のことがご心配な方に
メラニン色素に選択的に吸収させる波長のレーザー光(ピコレーザー)で脂漏性角化症やほくろを除去することも可能なことがあり、炭酸ガスレーザーによるダウンタイムや傷跡のことがご心配な方に適しています。
具体的な進め方としては、ピコレーザーを定期的に照射していくことで、病変を徐々に縮小・消退させていきます












