アトピー性皮膚炎は現在では、標準治療スキンケア環境因子の改善の3点にしっかりと取り組むことで、「寛解」(根治とはいかないまでも症状を比較的安定的にコントロール)できることが知られています。
加えて、近年では食生活(栄養面)でのアプローチが注目されています。人間の必須脂肪酸であるEPA DHA ガンマレノリン酸などの摂取です。
EPAやDHAは青魚に豊富に含まれ、体内で炎症の抑制に関わっています。ガンマレノリン酸はリノール酸が体内で変換されてできるもので、同様に作用すると言われています。
しかし加工食品に含まれる成分がガンマレノリン酸の代謝を阻害するため、通常の食生活では摂取は困難となってきています。
当院では、通常の食生活では摂取困難な方にはサプリメントで対応しています。