粉瘤

粉瘤とは

粉瘤(ふんりゅう:アテローム、アテローマ)とは、皮膚の下に袋状の構造物が形成される病気です。
通常皮膚から剥げ落ちるはずの角質や皮脂が袋の中にたまって、徐々に大きくなっていきます。 中にたまったものが強く圧迫するなどして排出されたとき、不快な臭いがすることがあります。 そこに細菌の感染が合併すると炎症性粉瘤と呼ばれ、化膿して赤くはれ上がったりすることがあります。

粉瘤の治療は手術療法しかありませんが、患者様の負担が少なく傷跡が小さな低侵襲手術が普及しています。 自然に治ることはありませんので、大きくなる前に早期の治療をお勧め致します。

治療方法

当院では、極端に大型のものや癒着強いものを除いて、臍抜き法(くり抜き法)という治療法を行っております。
臍抜き法とは、局所麻酔をして、粉瘤にディスポーザブルパンチという直径4mmほどの円筒状のメスを刺し込み小さな孔をあけ、そこから粉瘤の内容物を絞り出した後に、 表面の皮膚とともにしぼんだ粉瘤の袋を抜き取る方法です。

  • サイズ、形状で適応があるか医師の判断になります。
  • 臍抜き法に関しては当院院長にご相談頂くようになりますので、ご希望のある方はご予約の際に院長指定で予約をお取り下さいませ。

臍抜き法のメリット

  • 手術時間が短い(数分)
  • 傷跡がきわめて小さくてすむ
  • 傷を縫わなくてもすむことも多い

症例写真

大きさや状態によっては臍抜き法ではなく、通常の切除を選択することがあります。

症例写真

その他の腫瘤(ほくろ、線維腫など)

症例写真

Q&A

保険適用になりますか?
診断、検査、手術、病理検査すべて保険が効きます。
手術後はすぐに帰れますか?
手術後はすぐにお帰りいただけます。通勤・通学も可能です。(激しい運動は1週間程度控えてください)
手術後の日常生活はどうなりますか?
手術当日はガーゼ固定を取らずにお過ごしください。入浴、シャワーは原則的に控えて下さい。
翌日からシャワー浴ができますが、医師の指示があるまでは湯船には入らないでください。
術後48時間は飲酒・運動は控えてください。激しい運動は1週間は控えてください。
お尻の粉瘤を手術された方は、デスクワークをされる際は、30分に一度、10秒ほどお尻を浮かせていただきます。
傷跡は残りますか?
手術後、内出血になる場合がありますが、1週間~14日ほどで自然と消えますのでご安心ください。
また、多少傷が残りますが、赤みや黒ずみは半年程度で自然となじんできます。
体質によってはケロイドが出来、傷が盛り上がってきてしまうことがあります。
術後、通院する必要はありますか?
原則的に可能であれば、翌日創部をチェックするために受診して頂きます。その後は通常の手術であれば、一週間後の抜糸まで通院の必要はありません。
再発することはありますか?
きちんと取りきれば再発することはありませんが、可能性はあります。

■下記のようなお悩みの際は、お気軽にご相談ください。

■検査

診断確定のための皮フ生検、細菌検査、アレルギーなどの血液検査